三重の津(「つう〜」と発音するとよい)まで大工の池山さんの仲良しである写真師/松原さんの写真展「村の記憶」を見に行って参りました。
ここ室生村からだと近鉄で行けば小一時間ほどで津まで行きます。奈良とは違う雑木林の多い三重県の景色をのんびり楽しみながら行けるのも車がなくなったおかげ?でございます・・・。
さて、その写真展で展示されていた写真は大判カメラといわれるもの、ほれ、昔おっきくて蛇腹のついた写真機ってかんじのあったでしょ・・・あれで撮ったものを大きく焼いたもの。
そしてテーマは平成の大合併で消えて行った「村」を扱ってます・・・農、冠婚葬祭・・・短時間で見てしまうにはもったいないくらいにたくさんの情報が写っていて、それが大判カメラの超特大引き延ばしのすごいところでそばにぐっと寄って見てもあれやこれが写っていて楽しめちゃう。
そしてそれらはすべてモノクロームなのですね。これがカラーだったらこの存在感はなかったろうな。デジタルの画素数とか無縁の世界。アナログには全てがある。
またじっくり見たいのだけどなんとこの展示会は明日まで!
三重県立美術館でやってますぞ。