古民家の解体・・・となればやっぱりこれでしょうか。
シロアリに食べられて宙に浮いている柱が何本もあるこの現場は後とか前とか言うテレビ番組ならこれほど美味しいネタはないじゃないか?
なぜかいつも微笑みながら事にあたるT大工。今日も笑顔で天井板を剥がされていた。いつもしかめっつらのワタクシなんぞは見習いたいもんである。
ここは4つの部屋があったのだがご覧のように見事に一つの空間になりつつある。
解体して取り外した土壁。使われている竹をよく見たら古いのと新しいのがあった。茅葺きのころにいぶされた古い竹がちゃんと使い回されている。
ところでこの黒いワンチャンは土を食べている。けっこうたくさん食べなさった。よほど美味らしい。古い土にはなにか有効な成分が含まれているのかもね?
この空間は世界中のアーティストがここに来て唄ったり踊ったり泊まったりご飯食べたりするとこになる。すでにこのワークショップがとてもアーティスティック。アートってなに?・・・そんなの決まってる、関係性のことだよん。(施主さん談)
あ〜すっきりしたね!