きょうは朝起きると春がむんむんしていたのでさながら散髪をするように杉を切った。本年度伐採第一弾は柚子の木に覆いかぶさっていた杉で高さはあ〜そうですね。30mくらいあるでしょうか・・・
すんごくわかりにくいけど画面の真ん中あたりに柚子が植わっている。その左手の杉を切るのだ。
はい、まず一本目を倒しました。久しぶりのジェイソン君でしたが狙って方向に決まりましたわ。幹周りが70cmもあってうちのジェイソンは刃渡り30cmくらいだから結構たいへんでした。
切り口を見てみましょう・・・
年輪をざっと数えたら五十くらいでした。同じ樹齢でもこの木のように林の端にあると日当りが中の仲間達よりもいいし、川沿いにあるのでさらに一段とよく水太りしております。
さて気を良くしてさらにもう一本いきます。まずは受け口を切ります。
こうやってまず「蝶番(ちょうつがい)」をつくります。続いてこの受け口の反対側から少し上に水平に切り込みを入れると・・・
これをさらに切り進んで行くと・・・
はい二本目が倒れました。いやはやなんともすがすがしい春の一日であります。
して、広葉樹はどうなってんのかな? くぬぎを植えて椎茸を栽培したいです。関西の里山は元々はクヌギやコナラが植えられてシバや炭といった燃料の供給地であったし、その落ち葉によって養分に富んだ水が育まれて収量を増やしおいしい米を恵ませてくれた訳ですが、今のように民家のすぐソバまで杉を植えてしまってはもうなにもかもだめ。
田畑がだめになるどころか日当りも悪くなる。いいことなし。
だから切る。そしてクヌギを植える。
どなたか一緒にやりませんか?
サンダーバード国際救助隊もいいですがとりあえず「雑木を植え隊」くらいでどお?
(ちなみに室生村ではまだ集落でくぬぎを植えて10年で伐採するサイクルを維持しているところがあります)