今回、彼らと田舎のJRの駅で待ち合わせたんだけど
僕が彼らの前に車を乗り付け
ドアを開けて彼らの顔を見た瞬間
僕はすっかり彼らのことが好きになった!
皆の美しいフェイスに素直に感動してしまった。
正に 'fall in Love' 状態だったのです。
純粋さ、誠実さ、、、そういったものが
フェイスが、声が、、、表していました。
次の瞬間に僕が感じたことは
「いまどきのニホンにこんな若者がいるんだろうか!?」
カナダにいた時にその知人のカナダ人が
「俺はアメリカという国は嫌いだがアメリカ人で好きな奴はいるよ」
と話していたことは今でもよく覚えている。
僕には好きなアメリカ人は生まれてこの方ずっといなかったけど
それから35年以上の時を経て
このカナダ人と同じ気持ちを持つことになった。
311原発事故についての話をしていて
僕が「ニホン政府は嫌いだよ」と話をしたら米人の一人曰く;
「僕もアメリカ政府は嫌いだけどアメリカは好きだよ」
結局、3時間ほどじっくりと建物のあれやこれやを熱心に見て行かれた。
彼らが注目するところの多くはニホンの大工と同じように例えば仕口の細かな収まりなどだったけど
「石場建て」には相当なインパクトをうけたらしく言葉にならない様子だったのが印象的だった。
「石場建て」・・・非常にサスティナブルで、
近い将来に来るであろう大地震に対して有効な免震工法だけど今のニホンではまず見ることができない工法
彼らにこの古典的だけどシンプルな工法が採用された歴史的遺物ではない現在の「新築」の建物を見てもらってアメリカン大工・ニホンの大工・設計者共々おおいに楽しいひと時を過ごしたのでした。
帰りがけに現場のすぐ隣りの陶芸家さんにお邪魔して作家さんから直に話を聞けたのはラッキーでした。
皆さんたくさんの土産物を購入されてました。
めでたしめでたし・・・
さてさて、ナイスガイと別れたヤーパンは銭湯へ向かいました。
風呂屋に置かれたちょっと面白い本を眺めてすっかりくつろぎました。
そして銭湯を出ると入り口脇では焼き芋ならぬ壷焼きの芋が売られてました。
脱衣場に好きなタイムドメインスピーカーが置かれていたのでそのことを芋を売っていた銭湯主さんに話しかけたら何やらミョ〜〜に意気投合してしまい・・・
実は内緒のようですが銭湯の隣がゲストハウスらしく
一緒にここで鍋をやろう?ということに相成りました。(笑)
ここがそのお部屋なんですがこの扇風機からして・・・いや〜〜はや〜〜〜 héhé !(・・・フランス語で「笑」)
楽しいことをやろう!とのこと。ハイ、そうしましょう。
またなにかが始まる予感・・・