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お山の里でぼちぼち暮らす

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神戸の家/棟上げ(その五)

さきほど四国(大歩危小歩危祖谷あたり)から帰ってきて、いや、正確には帰ろうとしたら雪に阻まれて奈良市内で一泊してようやっと室生のおうちに辿り着いたのでした。

案の定、室生が真っ白な銀世界なのはいいとして路面には氷が残っていて、さらにはまたまた雪なんか降り出して・・・薪ストーブ背中に焚いてこうして書いております。

四国でのできごとはまたボチボチと、ということで。

では棟上げのつづき。

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

(その四)の最後に肝心の「棟木」のことを書き忘れてました〜。
神戸の家/棟上げ(その五)_c0212823_1738405.jpg
棟木が上がったら、これと桁に登り梁をどんどんかけていきます。これも同じことの繰り返し。
神戸の家/棟上げ(その五)_c0212823_17343548.jpg
陽もだいぶ傾いてきて・・・
神戸の家/棟上げ(その五)_c0212823_1735120.jpg
夕陽をあびながら全ての構造材がおさまりました。
神戸の家/棟上げ(その五)_c0212823_17361022.jpg
さてこれから上棟式でございます。
# by shigezo09 | 2012-12-11 17:43 | 木の家 古民家

神戸の家/棟上げ(その四)

今朝はなんだか妙に寒くて外から強い風の音が聞こえてきた。
こんな日にスタッドレスに履き替える作業はきついな〜・・・と。
もう少し気温が上がるまでブログUPでございます。

昨日はどこまで書いたかな?
そうか二階管柱か。
棟梁のBlogも載せたけどだうでせうか?
(幾人かの方からとてもよい評価をいただいてます)
では昨晩のつづき。

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

柱の次はつなぎ梁。
この梁は屋根が桁外方向へ開こうとするのを引っ張ってつなぎ止めるための材。
力学的には主に引っぱりを受けるので割と細め。
桁と渡り顎で納めればばっちりいい具合。
だどもたいていの家では「蟻」で引っ張るから古民家なんかでは仕口が開いちゃってるのもあるようで・・・。
神戸の家/棟上げ(その四)_c0212823_9435575.jpg
おや、棟梁もいつのまにか上に上がって桁の納めに加わってます。
神戸の家/棟上げ(その四)_c0212823_9444931.jpg
神戸の家/棟上げ(その四)_c0212823_9464290.jpg
おっとここで徳島から屋根の野地板やら床板が届きました。
神戸の家/棟上げ(その四)_c0212823_9502573.jpg
この構法では柱桁といった架構材よりも板材の方が材積がかさみます。木の固まりのような家になりますだ。
で、その届いた厚板(40ミリ)は下屋の上に仮置きしておいて、
神戸の家/棟上げ(その四)_c0212823_954712.jpg
さあ、いよいよ棟上げもクライマックスが近づいてきた感じです。山のように積んであった材料も残すところは20本の登り梁と棟木だけになりました。
神戸の家/棟上げ(その四)_c0212823_957161.jpg
登り梁を一本づつ上げていきます。
神戸の家/棟上げ(その四)_c0212823_9582361.jpg

(つづく)
# by shigezo09 | 2012-12-06 09:59 | 木の家 古民家

播州大工茶人 吉岡道雄の裏現場便り

こちらより面白いゾ。
http://daikusyokunin.blog.shinobi.jp/
# by shigezo09 | 2012-12-05 20:26 | 木の家 古民家